姿勢が崩れたり、腰や背中に違和感があると、「筋力が足りないのかな」と思う方は多いかもしれません。
もちろん筋力は大切です。
けれど、それ以前に見直したいのが「整っているかどうか」です。
背骨や骨盤のバランスが崩れたまま強く鍛えると、
本来とは違う場所に負担がかかりやすくなります。
固く締まったボルトを、そのまま力任せに回すようなものです。
まずは少しずつ緩め、動きを取り戻すこと。
整うと、自然に楽に立てるようになります。
無理に引き締めるのではなく、まずは“動ける状態”をつくること。
身体は、正しい位置で動きはじめると、必要な筋肉が自然と働きます。
私自身、日々背骨の感覚をとても大切にしています。
大きなトレーニングをするというよりも、日常の中で背骨を軽く動かし、整える時間を持つこと。
その小さな積み重ねが、しなやかさと安定感を保つ土台になります。
特に女性は、仕事や家事、育児、長時間のデスクワークなど、知らないうちに同じ姿勢を続けがちです。
NYでの生活は忙しく、気づけば自分の身体を後回しにしてしまうことも少なくありません。
だからこそ、強く鍛える前に、整える。
頑張り続ける方法ではなく、自然に保てる方法を選ぶこと。
整えることは、身体にやさしいだけでなく、長く続けられる方法でもあります。